日記

「いろいろ考えてつぶやく」【前編】

G20も終わり、それなりにうまくまとめた日本と思った矢先、暗雲が立ち込めていた韓国との貿易戦争が始まった。なにがあっても「何も言えない日本」「ひとがよいにもほどがある怒らない日本」が静かに怒ったということになんとなく私は拍手を送ってしまった。当然みんなと一緒にやっていきたいのは、だれでも同じ。でも、うまくいかない相手もある。その時に自分の人間関係においても、その相手とはそつなく、さらっと付き合い、自分の味方と思われる人とはしっかり付き合うなどの手腕は必要になってくる。しかし、人間関係を持つのが苦手、集団になじみにくい人は、それがうまくない。それに加えて、言わないといけないことが言えない、そういう人が苦手意識を持っている相手は、たいてい強い発言をする人だ。そういう人は決して悪気を持っている人ばかりではない。相手に対して正面から向き合う人、ちゃんと物事を進めるために歪曲した発言をせず、しっかりとメッセージを伝えているだけのこともある。また、その人が上の立場であれば、愛があるから、もしくは教育的指導することで改善の余地があると思ってくれている相手で、自分が弱腰にならなければ、自分を成長させてくれる人である可能性もある。もともと、自分に興味のない人は、叱ってくれもせず、淡々とした関係性しか作ってくれない。喧嘩ができる相手は仲良くもなれるともよく言われる。
日本人は、いや人は、物事を考えるときにまず自分中心に考える。それは当たり前だが、立場や職業においては、それを二の次にしないといけないこともある。社会性を身につけた人間は、自分以外の人のことを考える能力を身につけていく。街頭インタビューでも、年金問題、税金問題を聞かれて、自分中心の答えしかできない人には社会性がないとしか言えない。高校進学率が9割以上と言われる日本において、そのような教育はできているのだろうか。高齢者には自分中心の目線が目立つ。経済的に心配のある人たちは当然公的な支援、物価や税金が低いことを、大手を振って希望する。では、どこに財源があるとおもっているのだろう。
保育の問題でも、国は保育所の増設をしようとしているが、一部の自治体では自分のところには子供の声がうるさいから、保育所を立ててほしくないという反対をマスコミに向かってアナウンスする。廃棄物処理場、火葬場、最近では、ワクチンなど製造研究する生化学研究所にまで、「何でも反対自己中心マイノリティー」の反対メッセージがマスコミを通じて影響してしまう。じゃあ、どうするんですか?そういう人は「天空のパラダイス」をご自分たちで作って住まれたらいい。税金も払わず、好きな人と好きな景色と嫌なことが全く起こらないパラダイス。それを作るのにどれだけ資金を投資する必要があるか、自分のことを自分でするということを一度経験すればよい。

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