日記

仙台に行ってきました

学会で久しぶりの仙台だ。
実は私が仙台を訪れるのは、震災直後JMATという災害救援の医師のボランティアの仕事で行って以来だったことに改めて気づく。
震災後街並みも大きく変わっており、以前街の中心だったところより整備された駅の東、楽天スタジアムあたりまでの道路や環境の整備がすすんでいて、駅を挟んで様々な集客できる施設が利便よくあり、緑も多い。
道も郊外はもちろんのこと、中心街の歩道、車道共にとても広く、市街地計画の良さを感じる。
個人の所有の小さな寺もあちこちにあるのだがそれらもきれいに手が入れてあり、入りやすく、市や町を愛する地元の人たちと行政、地元企業間の連携がうまくいっているのだろう。

美味しいものが多く、観光客も絶えない町として私が好きな場所は、金沢、福岡、仙台である。
福岡の糸島は海に近く、農産物の生産も多いいわゆる田舎である、いやあったが九州大学の移転とともに大きな変貌を遂げた。
広大なエリアに市街地計画をうまく立てて開発を進めたことで、糸島の魅力を存分に引き出し、観光都市福岡の魅力とともに引き上げたために、観光客も増えている。
私は、多くの都市を趣味のマラソンを機会に訪れることが多い。
金沢もその一つで、こちらも玄関口の金沢駅は新幹線の来訪とともに、大きく様変わりした。
新しくなった金沢は、和と洋を融合した新しい建物も斬新で、土産を買いやすく、観光客の目線でロッカーなども配置して、駅にも直結した改札を作るなどデザインと機能を高いレベルで兼ね備えており、地元の活性化を皆で作り上げている。
ただ道路の整備まで手が届かなかったのは既存の商業施設の移転がむずかしいのか、予算の問題なのか元のままなので、バス、タクシーの渋滞は半端なく、駅に近づくと動かない、京都のような状態である。
恐ろしく増えた観光客に対する、アクセス環境を改善しないと、これからますます増えることが予想される観光客は不満爆発ではないだろうか。

いろんな街を訪問してきたが、わが町神戸は、建物の統一性がなく雑多な感じがしてきれいな町とはお世辞にも言えない。
神戸の窓口である三ノ宮は、車はもちろん、歩いてでさえスムーズに移動できないできない交錯した道や通路が多く、機能面でも問題を抱えている。
隣の建物や駅にすら上がったり下がったり。
山や海、美しい景観に恵まれた神戸の中心地がこれではと悲しい。
市の行政がどれだけ都市計画に力を入れているか、地元企業とうまくいっているかは、県や市のイベントをみるとよくわかる。

今回仙台ハーフマラソンを間近に見てきたが、山や川など自然の景観を生かし、緑の中を駆け抜け、ゴールは楽天スタジアムの近くの公園であったが、どこをとっても美しい景色が続いていた。
そして、好物の「牛タン」と「萩の月」を買って帰路へ。
またまたより大好きになった仙台。
大好きな街一番に格上げ?
でも福岡の「通りもん」と仙台の「萩の月」はどういわれても選べないどちらも大大大好きなお菓子です!

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