日記

飛騨高山に行ってきました

71㎞のウルトラマラソンに参加するため飛騨高山へ行ってまいりました。
山をひたすら走りながら登る登る、そして下る登る、また登り、下る下るという、レースであります。
とてもとてもしんどいのですが、美しい山の景色を見て、鳥たちの声を聞き、オゾンいっぱいの空気をいただきながらのランニングレース。
途中にあるエイドステーションでは、ヨモギうどん、冷たいおそば、手作りの梅干しおにぎり、トマトのかき氷やジュースなどを我々の疲れを取るために無料で提供してくれるんです。
さらに今年は61km地点で、なんと飛騨牛焼肉ステーションが登場。
あと残り10㎞がなかなか進まない疲労困憊の状態で、うれしくて飛びつきましたが、周りの人たちはあまりいただかずに通り過ぎていく。
聞いてみると朝の5時から7時間も8時間もはしりつづけて、こんなに疲れていたら水分しか入りませんとか・・。
うん??ということは私は疲れていないのか、と悩みます。
そんなことはない。
頭から足まで塩漬けのしゃけのように汗の塩が固まって全身に付着している。
長時間の身体への負担が体中にきている。
重い頭を支える肩や背中もパンパン。
足の上がりが悪いのは当たり前。
でも私はもっぱら食べることが大好き。
出してもらったものは今回のレースでも7割は食べている。
皆さん残念ですねと、私が霜降りの3×3センチくらいの肉を2枚いただいた。
確かに乾いた脱水の身体には飲み込みにくいのは否めない。
がおいしい!!。
柔らかく暖かい油がジューッと口いっぱいに広がり、幸せ!!これで残り10kmに対する喝が入ったかも・・ということで無事ヘロヘロになりながら完走しました。
走行時間8時間29分。
よくがんばりました。

シャトルバスでゴールから駅に送ってもらい、宿泊先のホテルで入浴サービスをいただき、行きつけのおもしろい飛騨高山の古民家カフェ(団子に命を懸ける店)、「福太郎」に急いで立ち寄りました。
完走の報告と自家焙煎コーヒー、あぶらえ五平餅(これはエゴマを長時間炒って砂糖と煮詰めた最高のたれと、自家製の米でつくった餅を使用した、ほかの店にはない完全自家製です)、自家製農園のトマトでつくったトマト蜜をかけたトマトかき氷をいただき、後ろ髪をひかれながらJR高山駅へ。
高山駅はウルトラマラソンで歩行困難になったゾンビのような人たちで妙な雰囲気でした。
連れとビールを買って夕方のひだ号で帰路へ。
福太郎で今とれたレタスというものを勧められたので買って帰ったら、にょろにょろ系の虫がたくさんいて笑ってしまいました。

今回のウルトラ報告は以上でした。

皆さんもし飛騨高山に行かれたら是非「福太郎」に足を運んでください。
古い町並みからすこしはずれ。
おばあちゃんが一本ずつ団子や五平餅を丁寧にやいてくれて、おいしいコーヒーや手作りのジュースや甘味を素朴な古民家で楽しめます。
唯一の店です。

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