日記

終わりはやってくるんだ

リオのオリンピックが終わった。日本人の活躍は予想以上に目を見張るものがあった。
その陰に終わっていく人たちがいた。霊長類最強の吉田沙保里が負けた。フェンシングの太田は初戦敗退。まさかの卓球の石川が負け、愛ちゃんがゴジラのように頑張った。
有終の美を飾り引退していくもの、自分の力の限界を認めざるを得ずやめていくもの。
それぞれの気持ちの差はあれ、ここまで頑張った自分を褒めてあげることを忘れてはいけない。そして引退することが、後輩に道を譲る花道であってほしい。
今回輝かしい成績を残した、柔道、レスリング、体操、水泳、バトミントン、卓球。
上位にはならなかったがシンクロナイズドスイミングは指導者が素晴らしい。
過去にその競技でトップにいた選手が指導者になっている成功例が多い。
選手で優秀だからコーチ、指導者としての才覚があるかどうかは人によるが、自分のやってきたことを後輩に伝え、また後輩はあこがれの先輩が自分を指導してくれるという尊敬の念を持てることが一番良いのかもしれない。
オリンピックで素晴らしい成績を収めた選手がマスコミ界にどっぷりつかって人材が指導者にうまくまわらない競技にはさびしいものがある。

オリンピック中にSMAPが解散を発表した。突然だった。私は5日間北アルプスに行っており、帰ってきてひっくり返った。
木村拓哉はハワイにいる状況で聞いたという。木村拓哉は私とちょうど一回り違うが、実は干支、血液型、生年月日ともすべて同じの、四柱推命、高島易断も同じで、運命が占い的に言えば同じのひとだ。
まじめだけど、容量が悪い。自分が前に出すぎて嫌われる。でも絶対に人を裏切らない篤い心を持っている。(すみません、自分目線での評価コメントです)
SMAPが終わりを迎えるとは35年間ファンクラブを支えてきた私はいまだに信じられない。個々それぞれの生き方をすることになっても、時々はライブを見せてくれるだけでよかった。
元気づけられた歌、日本を代表とする歌をみんなのために聞かせてほしい。それだけだった。木村拓哉もきっとそうだと思う。誰が悪いとか言いたい人はどうぞご勝手に。
私はCHAGE&ASKAの歌も思春期によく聞いて力をもらったので、もう聞けなくなると思うとそれがとても悲しい。
終わり。それは、もう生では聞けなくなる、見られなくなるということ。人の命の終わりもそう。もうその人には会えなくなるのだ。
寂しい。思い出の残り香だけ。でも終わったものは仕方がない。ともかく本当に「ご苦労様」という言葉を、心からかけてあげたい。

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