婦人科疾患
婦人科良性疾患
卵巣に腫れが一部できる病気で、液体がたまったものを、のう腫とよんでいますが、卵巣のう腫の中にはもっともよくみられる皮様のう腫(油、歯、毛髪が入っている)やチョコレートのう腫(子宮内膜症のもので中に血がたまる)や一過性の単純のう胞(水がたまったもの)などいろいろあり、一過性ですぐになくなるのものあれば、5㎝以上で消失しないもの、増大するものは治療対象になります。中には、悪性化の可能性があるもの、一部悪性化しているものもあります。治療は手術という方法が主で、良性の場合、のう腫摘出術で、のう腫のみをとりのぞく方法が主です。腹膣鏡、開腹手術など方法は状態によります。チョコレートのう腫に関しては疾患(子宮内膜症)の治療が中心となりますが大きいものは手術や縮小治療の対象になります。
婦人科悪性疾患
子宮ガン |
①頚ガン:子宮の入り口で、性交後出血や不正出血として自覚されます。 |
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卵巣ガン |
超音波と腫瘍マーカーにより卵巣に腫れがあれば調べます。 |
その他のガン |
膣ガン・外陰ガンなどがありますが非常にめずらしいものです。 |
(参)乳ガン
基本的に40才以降の方には定期マンモグラフィをおすすめしております。
40才未満の方には超音波検査をおすすめしています。
(専門医をご紹介致します。)
このような婦人科疾患は検診(超音波、ガン検査)、血液検査を一回受けていただくだけで、ほぼ調べる事が可能です。