日記

乗換駅のワイン屋さん

長野県に私がよく行くワイン屋さんがあり、年末もまたお世話になってき ました。
このワイン屋さんとの出会いが本当に面白いです。私は1年に何回か信州の病院をお手伝いに行くのですが、その時「塩尻」という駅で乗り換えま す。
この「塩尻」、名前が有名な割には、乗り換えの人がメインでこの駅で降りる人はほとんどいません。そのため駅前にはコンビニもないほど人の少 ない駅です。
また、あまりの田舎のため乗り換え時間もどうしようもなく長いので駅を出て、あたりをフラフラしていたところ、たまたま数年前に見つけた駅前 の止まり木がこのワイン屋さんでした。

数か月に一回1時間もとどまらない私ですが、何度も通う内にいつの日 か、2人のシェフたちが待っていてくれるようになりました。それだけでなく地元のワインを土産にくれたり、仕事先で朝食べれるようにとパンを くださったりします。振り返るとほんとうに人とのつながりって面白いなあと思います。

年末30日、今年は最後の営業日に行ってきました。昨年は29日までし かやっておらず、私が30日にここに降り立ったとき閉まっていたのを悲しんでいたことが、今回の一日長いオープンにつなげてくださったのでは と一人で考えていますがどうなのでしょう(笑)(いやたぶんそうです)。

その後仕事が終わり1月2日の日、自宅に戻る乗り換えの時に駅から見る と、当たり前ですが閉まっていて玄関には雪が少し積もっていました。ここにいつも私を待ってくれているところがあるのだなとふっと和む反面、 閉まっていることがさびしくなり、早くいつものように1時間以内のワインとあてを楽しみに行きたいなと考えながら、帰路につきました。

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