昔から思えばさびれたもので、新婚旅行のメッカや観光スポットも昔のまま。
それも数多くあるわけではないので、白浜に訪れた人は定番の箇所を回るので、定期収入は入る。
経費かかってないので案外儲かるのだろうなあと思うことしかり。
ほとんどの人は「とれとれ市場」が目的。
昼にはマグロの解体ショーがあるということで、それを狙いに神戸から友人と向かいました。
到着は11時50分。
車を止め、すわまぐろ!現場到着時、まぐろさんはもうほぼ原型をとどめず、ブロックになって切り分けられている状態でした。
手ごろな中落ちをまずゲット、そして中トロと赤身のブロックを目の前で切ってもらい、今から食べるようにカットしてもらう。
カット待ち時間の間にほかの一品料理をゲットしに別のカウンターへ。
カンパチの煮付け、ブリ大根、ホキの煮つけ、タイの刺身のヒラメの肝和え、味噌汁をお盆に乗せ、カットした刺身をもらいに行き、さあ、食うぞお!!
コメントはいりませんね。
冷凍以外のマグロを頂ける機会は少なく幸せです。
煮物も薄味でとてもおいしく全部完食。
そしてそこをあとに、三段崖に行って少し散歩し、夜は天然クエ料理の民宿へ。
その途中に京都大学水族館に寄り、とてもおもしろすぎる魚、カニ、エビを今まで見たこともないくらいしっかり見て、人生に例えたストーリーうんちくを語りながら皆で堪能。
夜は間違いないコラーゲン、ゼラチンたっぷりのクエ料理の歯ごたえにお酒が進みました。
次の日は大雨、もうなにも観光はしません。
もう一度「とれとれ市場」に行って、お土産購入。
やはり、マグロの刺身と私はなんとあこがれのマグロの頭を買いました。
でかい!!
さて、買ったもののどうするかとしこたま悩みつつも、料理は玄人はだしの木内。
これがどうなったかは皆様のお楽しみ。
楽しい帰路についた白浜ツアーが終わりました。
事後報告:果敢に挑んだマグロ料理。
マグロのピカピカのところはトタンのごとく固いので、出刃包丁を研いで、皮を削って、骨をバキバキにしておいしいところをとりだしました。
残りは骨についた少量の身。
これは熱湯で湯がいて荒だきに。
もちろん目玉は一緒に荒だきの真ん中に浮かんでいました。
あまりのおいしさに悶絶したのはいうまでもありません。
ほほの肉はガーリックバターでイタリアンと化しました。
from 料理人木内
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