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9月のコラム

 もう1年の3分の2が済んで、季節も秋。日本もアメリカも我々の生活がそれによって決まる大きな選挙を迎えます。新しい顔が何かやってくれないかと期待は大ですが、今までの経験や実績が少ない人に賭けるというのも不安なもので、かたやトップが変わらない国は、その人の絶対的な権限がどんどん固定化され、誰もそれにはむかうことができなくなる。民意が何でも優先されるのは危険もはらんでいますが、共産国家の国民への強い思想教育と支配は、人々を洗脳し、他に強い怨念を抱かせ、話し合うことも拒否して相手を抹殺することしか考えなくなり、恐ろしい限りです。日本は強い意見が言えないおとなしい国ではありますが、外交という能力には闌けています。金と力だけで政治を動かす国よりずっとネゴシエーション(折衝)がうまいとされています。私たちは中身まで知る由はありませんが、次のリーダーもきっといい国を作っていこうとしてくれると信じています。                          (文責  木内)

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