コラム

腸内環境を整えましょう

お盆を過ぎて、朝晩は少し涼しく過ごしやすくなってきましたが、日中はまだ暑い日が続いています。今年は特に、早くから気温の高い日が多く、夏バテのような体のだるさが例年より辛いと感じている方もいるのではないでしょうか。

一人ひとりの腸には約100兆個ともいわれる膨大な細菌が生息しています。腸内の多様な細菌群のバランスの乱れが、アレルギーや肥満など多くの疾患を引き起こしている可能性が、近年指摘されています。夏バテによる不調も腸内細菌の活動が鈍り免疫力が低下してしまうことが要因だと考えられています。

腸内細菌には、体の抵抗力を高め腸の活動を活性化する善玉菌と、毒素をだして下痢や便秘、炎症を起こす悪玉菌、どちらにも味方してしまう日和見菌があります。

夏バテ対策として善玉菌を増やすためには、ヨーグルトがおすすめ。腸内細菌の種類は、生後1歳ぐらいまでの生活環境により人それぞれ違います。自分にあったヨーグルトを探すには、さまざまなヨーグルト製品を2週間ずつ食べてみて、便通や肌の調子がよくなるものを選びましょう。

また伝統的な発酵食品である、味噌、漬物、納豆もおススメです。できるだけ色々な種類の善玉菌を腸内に取り入れて、より良い腸内環境を整えて、まだまだ暑い残暑を元気に過ごせる体をつくりましょう。

イラスト 夏バテ に対する画像結果

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